2日、コパ・デルレイの4回戦がスペイン各地で行われ、バルセロナはホームにビジャノベンセを迎えた。

バルセロナが迎えたビジャノベンセは、スペイン3部に在籍するチーム。人口およそ2万6000人の町ビジャヌエバ・デ・ラ・セレーナをホームとしており、クラブ規模はバルセロナよりはるかに小さい。

両者は10月末に1stレグを戦っており、この時は0-0のスコアレスドローで終了。そして迎えた2ndレグはカンプ・ノウで行われ、バルセロナが6-1と大勝し他チームに先駆けベスト16進出を決めている。

1stレグでは控え選手や若手が中心だったバルセロナだが、2ndレグではハビエル・マスケラーノやダニ・アウヴェスといった主力選手が先発出場。

開始早々の4分、バルセロナは先制に成功するのだが、このゴールがなかなか見事だった。


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右サイドからボールを持ち運んだダニ・アウヴェスがミドルシュートを放ち、見事このキックがゴールネットに吸い込まれたのだ。

時折強烈なミドルシュートを放つことで知られるダニ・アウヴェス。

しかし、ダニ・アウヴェス本来のパンチ力を考えるとこのシュートはそこまで力強いものではなかった。おまけにボールは相手GKの正面付近に飛んでおり、処理することはそこまで難しくなかったはずなのだ。

では、なぜビジャノベンセのGKはこのボールを処理できなかったのだろう?別アングルからの映像で見てみると…。

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