このほど、バレンシアの新監督に就任したギャリー・ネヴィル。

彼とマンチェスター・ユナイテッドでともにプレーしたディエゴ・フォルランが、監督としての才覚に太鼓判を押したようだ。『The National』が伝えている。

ディエゴ・フォルラン(元ウルグアイ代表FW)

「僕らのかつての監督であるアレックス・ファーガソンのように、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚であるギャリー・ネヴィルが監督として成功するであろうことを確信しているよ。

僕はギャリーと彼の弟であるフィルと毎日一緒に取り組んだ。彼がどれほど突き動かされているか、どれほどフットボールに没頭しているかを目にしたものさ。

ギャリーは激しく、情熱的で、よく喋る。少々やりすぎるけどね。誰がロイ・キーンに黙れって言えるか、彼に聞いてみるといい。

僕の後方に2人(ギャリーとフィル)がいることが大好きだった。彼らがどうやっても勝ちたがっていたことを感じたよ」

また、フォルランは言語について語った際に日本についても触れていた。

「言葉はかっとなった時に不可欠だ。

試合を観ている際には通訳されるのを待つことなく、すぐに指示を与える必要も出てくる。通訳されることで、意味も失いかねないからね。

僕が日本でプレーしていた時、何人かのいい通訳がいた。

でも、あまりにも長い間料理されていた卵についての比喩をトレーナーが僕らに伝えた日のことを思い出す。

通訳はフットボールについてそれほど知らなくて、直訳を僕にくれた。意味じゃなくてね。

勢いが無くなった。通訳がコーチを止めなくてはならず、『すみません、卵についての部分をもう一度お願いします』って言った時にね。

スペイン語を習得することは、(ギャリーに)給料を払っているファンたちにリスペクトを示すことになる。スタッフに対してもね。

彼らは(言い)間違えることを分かっているだろう。でもそれは問題じゃないよ。少なくとも、(学ぶ)努力はしている。

フィルがバレンシアの方言でいくつかツイートをしているのを目にした。粋な計らいだよね」

このように通訳の難しさについて語ったフォルラン。そのうえで、現地の言葉を学ぼうとする姿勢は大事なこととも捉えているようだ。そういえば、セレッソ大阪への入団会見では1分40秒にもおよぶ流暢な日本語を披露していた

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