一説には1万5000人が来日しているというリーベル・プレートのサポーター。試合前日、道頓堀はアルゼンチンから日本に熱気を持ってきた彼らによって埋め尽くされた。

あれから1晩、リーベル・プレートは長居で行われたクラブワールドカップ準決勝サンフレッチェ広島戦に勝利した。試合後、多くのサポーターはどうなったのだろうか?道頓堀を緊急取材した。

試合終了から30分後に到着したもののリーベル・プレートサポーターはほとんどいなかった。昨晩、街灯にはリーベルのシールが一面に貼られていたが、そうしたものもすべてはがされゴミも散らかっていなかった。かつて来日したボカ・ジュニオルスのサポーターがゴミを散らかして帰ったので、「俺らは違うぞ」ということで片づけて回ったという話もあるのだが真相は謎だ。

仕方がないので、夕飯をとることにしたのだがリーベル・サポーターも同じことを考えていたようでたこ焼き屋、ラーメン屋などでようやく彼らの姿を見ることができた。しかし、どこも22時を過ぎれば閉店の時間だ、多くのサポーターは来店を拒否され夜の街をさまよっていた。中にはたこ焼きを屋台で買い食べ歩きをしている適応能力の高いツワモノもいたぞ!

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