本日クラブワールドカップ準決勝でリーガ・エスパニョーラのバルセロナと対戦する広州恒大。今季のAFCチャンピオンズリーグを制覇した中国の盟主として知られる。

その中に、今回バルセロナとの「個人クラシコ」と戦うことになる男がいる。それは主に右サイドバックを務めるチャン・リンペン。「中国のセルヒオ・ラモス(チャンモス)」と呼ばれるディフェンダーだ。

チャン・リンペン

(Zhang Linpeng / ちょう・りんほう / 張琳芃)

両腕に多くのタトゥーを描いている彼は、飛び級でU-23代表に名を連ね、しかもキャプテンを務めたという経験を持っている。

右サイドバックでは豊かなスピードとフィジカルで攻撃的なプレーを見せ、センターバックでは激しいタックルと伸びるジャンプで厳しい守りを行う。

ピッチ内では接触や衝突を恐れず、時に警告すらも厭わない。その性質からついたあだ名が「セルヒオ・ラモス」だ。

Jリーグのファンであれば、ACLの浦和レッズ戦で山田暢久と揉めてレッドカードを受けた選手として記憶に残っているだろう。

今年1月にはイタリア・セリエAのインテルが彼に興味を示しており、契約にかなり近づいたとも報じられていた。何か1つ違えば、マルティン・モントージャではなく彼が獲得されていたのかもしれない。

また、夏のマーケットで噂になったのはイングランド・プレミアリーグのチェルシーだ。交渉はマーケットの間に完了させることは出来ず、両クラブは条件面で合意されなかったと言われている。

そして、夏のマーケット終了後にやってきたのが、あの「本家セルヒオ・ラモス」が所属するレアル・マドリーとの噂であった。

その際はアジア全土で大きな話題となり、当サイトではブログ「中国足球情報」などで中国サッカー情報を発信している在日中国人のzz氏に噂を検証して貰ったこともある。

【“中国版セルヒオ・ラモス”は本当にレアル・マドリーへ行くのか?噂を検証する】

スペインの各メディアもかなり信憑性があると伝えていた話であるが、今のところは条件の問題で実現はしていない。しかし、現在でも関心が続いていることは予想される。

もし「中国のセルヒオ・ラモス」がバルセロナを相手に実力を発揮できれば……そこには、「本家」が所属するクラブの関心を高めさせる効果があるに違いない。

チャン・リンペンが挑む「個人クラシコ」に注目は高まる!