ユヴェントスは年内最終戦となった17節のカルピ戦に3-2で勝利した。

ただ、試合前にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が “バナナの皮”になる可能性、つまり足元をすくわれる危険性を指摘していたように、ユーヴェとしては薄氷の勝利でもあった。

今季セリエAに昇格してきたカルピのホームの乗り込んだユーヴェ。マルコ・ボリエッロに先制点を奪われるも、その後3点を奪って逆転する。だが、後半アディショナルタイムにオウンゴールを喫し1点差に詰め寄られると、さらに…・

あわや同点にされようかという場面に、ブチ切れたアッレグリ。何事か喚きながら、着ていたコートを脱ぎ捨て、ボトルを蹴り飛ばす激昂ぶり。

こんな表情は見たことがない。地元イタリアでは、まるで超人ハルクみたな形相だと話題になっている。

アディショナルタイムに2失点して同点にされていたら、それこそ“バナナの皮”になっていたわけで、指揮官としては感情を抑えることができなかったのだろう。それにしても怖いくらいのキレ方であった。

試合後、アッレグリは「我々は最後にへまをしてきた。フロジノーネ戦でも最後の1分で同点にされた。今日が2016年に教訓となってくれればいいが」としつつ、「コートは大丈夫さ。ボトルもベンチの上を越えていったよ」と冗談めかして話していたそうだ。

開幕スタートには失敗したユーヴェだが、これでリーグ戦8連勝。いい形で2015年を締めくくることに成功している。