『Marca』は「バレンシアのギャリー・ネヴィル監督は、もはやどんな指揮官も6ヶ月契約みたいなものだと話した」と報じた。

12月初旬にバレンシアの監督に就任したギャリー・ネヴィル。ヘッドコーチは初挑戦で、しかも外国で、さらに6ヶ月の契約ということで大きな話題になった。

就任以降の4試合では1勝2分け1敗と結果はまだ出ていないものの、友人でもあるオーナーからの絶大な信頼を得て、大きな挑戦に向かっている。

ギャリー・ネヴィルは取材に対して以下のように話し、今更監督が長期契約を持っていることに意味はないというニュアンスを滲ませた。

ギャリー・ネヴィル
(バレンシア監督)

「このチームには巨大な才能がある。私はこのところ多くのサッカーを見てきたが、このチームの才能は認められる。

これらの選手のポテンシャルは大きいが、若手は完成品ではない。成熟することが必要だ。経験を積み、努力をし、フィジカル面でも、サッカーの理解という点でもね。

野望はトップ4でシーズンを終わることだ。そしてチャンピオンズリーグ出場権を獲る。そして、ヨーロッパリーグで優勝する。

それは難しい。しかし、自分自身に科す挑戦であるし、我々はやり通さなければならない。

我々は愚かなポイントの失い方をしてはならない。トップ4フィニッシュは昨年達成したことであり、予想を下回ってはいけない。

私はSky Sportsとの長期契約があった。しかし、サッカーと人生において方向性を変化させたことは良かった。

テレビで私はイングランドの監督にチャンスが欠如していると話してきた。それはプレミアリーグだけでなく、世界中のリーグでだ。

そして、私はバレンシアの話を断れなかった。そうしなければ、私は信頼を失っていた。私はロイ・ホジソンのアシスタントを務めており、監督になるのは自然な流れだ」

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