この夏、カルロ・アンチェロッティの後任としてレアル・マドリーの監督に指名されたラファエル・ベニテス。

彼は選手時代にレアル・マドリー・カスティージャでプレーしており、ある意味では古巣復帰であった。今年6月の就任会見で、「帰ってくることは感情的なものだ。何と言っていいか分からない」と感情あらわに語る姿は印象的であった。

ただ、彼はこの夏に別の場所へ向かっていた可能性もあるようだ。『Sky Sports』が伝えている。

それによれば、ウェストハムの共同オーナーであるデイヴィッド・サリヴァン氏がこの夏にベニテスと契約合意していたことを明かしたという。

デイヴィッド・サリヴァン(ウェストハムの共同オーナー)

「ベニテスを得るまであと2時間だった。それからレアル(・マドリー)がやって来た。我々は契約に合意していたんだ。

誰が何と言おうと、彼はトップの監督だ。我々のもとで素晴らしい仕事をしただろうと思うね」

「我々は(ユルゲン・)クロップにも声を掛けた。だが、彼は来なかった。休みたいと言ってたからね。

とはいえ、我々が迎え入れた監督(スラヴェン・ビリッチ)に私は満足しているよ」

ベニテスを絶賛したサリヴァン。契約は全て合意していたが、その後レアル・マドリーへ行ってしまったと明かした。そのうえで、ビリッチについてはベニテス以外のなかでは最高だと述べている。

昨季限りでサム・アラダイス監督がチームを去ったウェストハム。

新たにビリッチを招聘すると、序盤戦ではアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティを次々に撃破するなど台風の目となった。だが、11月以降はまったく勝てなくなり(6分2敗)、現在は10位となっている。