2008-2009シーズンに大活躍したスティーヴン・アイルランドは、すでにクラブに移籍希望を出したという。大金をかけて獲得したギャレス・バリー、汚れ役をこなすナイジェル・デ・ヨンク、マンチーニが信頼しているパトリック・ヴィエラがいて、アイルランドには出場機会がほとんどない。
#Takealookatmethen Stephen Ireland in his Manchester City days #mcfc pic.twitter.com/4nxSo8AxGA
— Martyn Bishop (@MartynBCFC) 2015, 6月 20
最悪なのはマイケル・ジョンソンだ。2007-2008シーズンには「スティーヴン・ジェラード2世」と呼ばれていた22歳のMFは、怪我と体調管理の失敗ですっかり太り、かつての輝きを完全に失ってしまった。
チームにいることはいるが、すでに「シティのジョンソン」と言えば、冬にミドルズブラから加入し、南アフリカW杯のイングランド代表候補30名にも名を連ねたアダム・ジョンソンのことである。元祖の方はマンチーニがファーストネームを覚えているかどうかすら怪しいものだ。
将来を嘱望されていた頃のマイケル・ジョンソン。
Michael Johnson pemain Mancunian terakhir yang tampil di Manchester Derby bersama City pada Agustus 2007. pic.twitter.com/kFsLGWoyxY
— Bola Manado (@Bola_Manado) 2015, 4月 12
そして時は過ぎ…
The crazy demise of Man City's Michael Johnson. With thanks to @Slevatron for the photo. pic.twitter.com/zvcIXzgS / http://t.co/ZrEVKYC1
— John Coyne (@mrjohncoyne) 2013, 1月 15
現在(当時)の姿。
先週シティがアストン・ヴィラに出したオファーは、クラブが自前の選手たちをどう考えているか、はっきりと表していた。そのオファーは、「ジェイムズ・ミルナーを譲ってほしい。代金は2000万ポンドで、ショーン・ライト=フィリップス、アイルランド、オヌオハ、リチャーズの中から好きな選手を1人持って行ってくれ」というものだったのだ。
2008年夏、クラブを買収したアブダビ・ユナイテッド・グループは、「スター選手だけでなく、ユース出身者を大事に育てていく」と言った。サッカークラブを買収した外国人オーナーは皆同じことを口にするが、今回もそれが嘘だと言うことが明らかになったわけだ。
Michael Johnson was the last Mancunian to play for Man City in the Manchester Derby.
He's now an estate agent.
pic.twitter.com/ekEobnk2q8
— Football__Tweet (@Football__Tweet) 2015, 4月 12
ちなみに、2012年に24歳で現役を離れたマイケル・ジョンソンは、今年1月に地元アームストンで不動産会社を設立しており、実業家としての道を歩んでいる。