Qoly年末年始恒例のプレイバック企画! 過去に掲載された記事をもう一度振り返ってみよう。

今回は2012年5月26日に配信された「PK戦に代わる10の提案」だ。

今年のチャンピオンズリーグのファイナルがPK戦で決着。常に悲劇を生んできた試合の決着方法について『bleacher report』が代案を10個挙げているのでご紹介しよう。

1.アタッカー・ディフェンダー・ゴールキーパー

耳慣れない言葉である「アタッカー・ディフェンダー・ゴールキーパー」。通称ADGと呼ばれるアイディアは2008年にティモシー・ファレルによって考案された。

ADGは攻撃側5人と守備側6人(DF5人とGK1人)に分け、攻撃側がセンタースポットから相手の守備側に対して5回攻撃する。いずれの攻撃も30秒で終了するが、5回のチャレンジで何回点を奪う事ができたかを競うものだ。

試合終了時にフィールドに残っていたプレーヤーで行う為、退場者がいるチームは一人少ない状況で戦わなければならないようだ。

2.シュートアウト

これはかつてMLSで行われていたペナルティー・シュートアウトだ。選手は35ヤード(約32メートル)の位置からスタートして一定の時間内にシュートを放つというもの。

アイスホッケーのNHLで採用されているルールと似ている。なお、MLSでは1999年に廃止されている。

3.ゴールデンゴール方式

かつて国際大会で取り入れられていたゴールデンゴール方式。EURO96、EURO2000、1998年ワールドカップ、2002年ワールドカップで採用されていたので覚えている方も多いだろう。

延長戦として15分づつは時間が用意されているが、ゴールが決まった瞬間に試合が終了するというルールである。最も有名な例としてはEURO2000の決勝戦だろう。フランスはEURO2000のファイナルにおいてダヴィド・トレゼゲのゴールデンゴールで優勝を決めている。

また、シルバーゴール方式はゴールデンゴール方式の変形ルールだ。延長前半でいずれかのチームがリードすれば試合が終了するというものである。この例としてはEURO2004年にギリシャがチェコをセミファイナルで倒した試合が有名である。

これらのシステムのネガティブな面としては、点を奪われると負けが近づく為守備的になりPK戦を待つ傾向にある、という事である。

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