今月始め、ウェストハムのDFリース・オックスフォードがトップチームにデビューした。UEFAヨーロッパリーグ予選、ルシタノス戦に先発出場した彼はなんと16歳と198日という若さであった。

これはクラブ記録を実に93年ぶりに更新するウェストハム史上最年少でのデビューだった。

それに呼応するように、英紙『Daily Mail』が今季プレミアリーグを戦う20チームの最年少デビュー選手と彼らのその後について特集していたので紹介。

なお、記録は記事が配信された今月4日時点のもの。また、埋め込んだ画像はデビュー当時のものとは限らないのでご留意いただきたい。

ノリッジ⇒ライアン・ジャーヴィス/16歳262日/2003年vsウォルソール

キャリアを通じ、計9チームへのレンタルを経験。この5月にヨーク・シティから放出され、現在は6部のローストフト・タウンに所属している。《ノリッジでの成績:38試合5得点》

ワトフォード⇒キース・マーサー/16歳125日/1973年vsトランメア・ローヴァーズ

チームはデビューさせる際、当時マーサーが通っていた学校の校長から許可を得なければならなかったとか。1977-78シーズンには「Player of the Season」を獲得するが、その後はヒザの負傷にキャリアを阻まれた。その後はタクシードライバーに転職したとのこと。《ワトフォードでの成績:134試合46得点》

ボーンマス⇒ジミー・ホワイト/15歳321日/1958年vsポート・ヴェイル戦

デビューした年の後半にはチームを退団となるも、その後ポーツマス、ジリンガムを経て1966年にボーンマスに復帰。そこから175試合に出場した。《ボーンマスでの成績:1試合(本来は176試合?復帰後の数字と統合されておらず)》

アストン・ヴィラ⇒ジミー・ブラウン/15歳349日/1969年vsボルトン戦

このスコットランド人MFは結局、プレストン・ノース・エンドに売られることになった。その後はギリシャのエスニコスへ。そして、引退する前にはポーツマスとハイバーニアンでもプレーした。《ヴィラでの成績:87試合1得点》

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