9位:ウェイン・ルーニー

所属期間:

2004~

成績:

499試合 237ゴール

ファーガソン監督の技術は、まだ未加工の荒々しいダイヤモンドを手にとって、それを磨き上げるものだ。それをルーニー以上に実証するものはない。

2004年にユナイテッドは2500万ポンドを支払い、エヴァートンから18歳の子供を連れてきた。そして、それは取締役会にとっては難しい決断でもあっただろう。

しかし、この勇猛果敢なストリート・フットボーラーは、オールド・トラッフォードで常に成功しそうな雰囲気を見せていた。浮き沈みはあったが、それでもクラブのために237ゴールを決めた貢献は伝説的なものだ。

2005年にクレベルソンと交代させられようとしたときに決めた35ヤードのボレー。シティ相手に決めた、論理と重力を超えたオーバーヘッドキック。

彼は現在マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンであり、まだプレーを続けている。歴史がどのように彼を判断するのか、それを言うのは難しい。

しかし、彼がもたらした5回のリーグ優勝、2回のリーグカップ、欧州カップ、クラブ・ワールドカップなど数限りない栄光の瞬間は、その視点を否定的なものにするとは考えられない。

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