ルカ・トーニ

「(水曜は古巣のユヴェントス戦だ)

対戦するならクリスマスの後の方が良かったな、上手く行けば彼らも気を取られているかもしれないからね。

ユヴェントスは明らかに強いよ。しかし、我々も彼らに問題を引き起こさせることは出来る。

僕はマリオ・マンジュキッチが好きだ。僕のようなクラシカルなストライカーだね。今の流行は『偽9番』だけど、大きなストライカーはチームが苦しいときの救い方を知っているんだ。

彼は見ていて面白い選手ではないかもしれないが、ゴールも、アシストも、ハードワークも出来る。誰よりも多くのことをやれる。

偉大なストライカーなら20ゴールは必要だ。少なくとも4~5シーズンはね。僕は、3回転してバックヒールで10点獲る選手よりも、泥臭い20点を決める選手の方が好きだ。

ユヴェントスが懐かしいのは本当だ。ビッグクラブにいたわけだし、もっと長く残れれば喜ぶべきことだった。まだ首脳陣とは強い関係もあるしね。

アントニオ・コンテがやってきた時、彼には異なる考え方があった。そして僕は退団を選んだ。

それは残念なことだよ。僕は自分を証明する機会を得られなかったからね。しかし、コーチというのは異なるスタイルを好むこともあるものだ」

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