2015シーズン、J2で6年目を迎えたジェフユナイテッド千葉は、関塚隆体制2年目で5勝2分の好スタートを切った。しかしその際の2引き分け同様、先行しながら勝ちきれない試合がシーズンを通して目につき、終わってみれば9位。J2降格後のワースト順位で昇格プレーオフ進出も逃している。

こうした結果もあって、今オフはクラブ史上最大といえる改革に着手し、20名以上の選手入れ替えを敢行。

補強面ではDF阿部翔平(甲府)やDF近藤直也(柏)、MF山本真希(川崎)などJ1での経験も豊富な選手を迎え入れたほか、新10番としてケルンから浦和レッズへ加入したMF長澤和輝を期限付き移籍で獲得。さらに、昨年のコパ・アメリカにも出場したパラグアイ代表MFエドゥアルド・アランダがオリンピアから加わっている。

JEF United Ichihara Chiba 2016 Kappa Home

名門・古河電気工業サッカー部から「ジェフユナイテッド」へと名称を変更して、今年で25周年を迎える千葉。

16日に発表された2016シーズンの新ユニフォームはその記念モデルで、右胸にはエンブレムのシルエットに「25」と入れられた記念ロゴを配置。シャツは幾何学模様のグラフィックが施されたモダンなデザインを採用している(由来が判明し次第追記予定)。

サプライヤーは10年目のKappa。

背番号は、1993年のJリーグ開幕以来ずっと変わらない伝統のフォント。そういったクラブはジェフのみである。

ホーム(1st)は昨季復活した黄色シャツ、緑パンツ、黄色ソックスというコーディネートを今季も継続している。

【次ページ】アウェイは驚きのマゼンタ!