FWカルロス・ベラ⇒2012年、23歳でソシエダに200万ポンド(3.4億円)で売却(2014年に1200万ポンド追加)

チップキックの名手であるベラはソシエダ移籍後、167試合で59ゴールをマークし、トップレベルのFWとみなされるようになった。

彼が退団した際の契約が意味していたのは、数年で買い戻すというオプションをヴェンゲルが持っていたということだ。だが、ヴェンゲルはそれを行使せず、ソシエダは彼を保持するために1200万ポンド(20億円)を支払った。

評価: 彼の獲得に費やした資金が55万ポンド(9,408万円)だけだったことを考えれば、アーセナルにとっては合理的なビジネス。

MFオウジャン・エジャクプ
⇒2012年、19歳でベシクタシュへ35万£(6,000万円)で売却

ベシクタシュでは121試合で30アシストをマークしており、チームのキープレイヤーとなっている。今ではエミレーツへの“復帰”も噂されている。

評価:(買い戻すよりは?)彼を留めておくほうが簡単だったかもしれない。

Oğuzhan Özyakup、についての独自データベース情報

イングランドのユース王者に輝いた2009年度アーセナルアカデミーの主力の一人。

生まれはオランダでユース代表では同国のキャプテンも務め、「代表のユニフォームを着ると100%オランダ人になる」と語っていた。だが、U-21からは両親の祖国であるトルコを選択し、2013年にはトルコフル代表にもデビューしている。

少年時代からデニス・ベルカンプに憧れ、2008年にアーセナルに入団したが、その後トルコのベシクタシュへ移籍した。

ちなみに、名前の発音が難いことから、チームメイトからは「Ossie」と呼ばれている。