DFマシュー・アップソン
⇒2003年、23歳でバーミンガムへ100万£(1.7億円)で売却

まだ10代だった1997年にアーセナルが200万ポンド(3.4億円)で獲得したアップソン。だが、ハイベリーではついぞレギュラーにはなれず、バーミンガムへ売却された。

セント・アンドルーズでは活躍し、2007年にウェストハムが600万ポンド(10.2億円)で引き抜いた。その後、レスターやストークを経て現在は2部MKドンズに所属している。

評価:フィリップ・センデロスやジョアン・ジュルほど悪くはないだろう。だが、彼の売却がヴェンゲルの眠れない夜の原因というわけではない。

FWクインシー・オウス=アベイエ
⇒2006年、20歳でスパルタク・モスクワへ175万ポンド(2.9億円)で売却

途方もなくスキルフルなウィングであったが、アーセナル退団後に所属した9つのクラブでも確固たるものを築くことはできなかった。29歳となった現在はどのクラブにも所属していない。

評価:現金化は正しい判定