16日に行われたエールディビジのカンブール戦で、フィテッセでのデビューを果たした太田宏介。

太田にとってこれが海外でのデビュー戦であったが、そこは経験豊富な28歳。質の高い安定したプレーでチームの勝利に貢献した。

堂々としたプレーぶりは落ち着きを通り越して“ふてぶてしい”ほどであったが、その内面の強さは試合後に行われたインタビューからも見てとれた。

-デビュー戦はハッピーでしたか?
YES、ベリーハッピーです

-タフな試合でしたか?
「ヤー、タイアード、ベリータイアード(とても疲れたよ)」

-どうして疲れたの?
「ビコーズ、 オランダ・イズ・ファーストマッチ(オランダは(?)最初の試合だからね)」

-最初の試合?
イェス!

-フィテッセは好きですか?
グー、ベリーライク!ヤー(とっても好きだよキリッ)

記者の英語での質問に通訳を介さず答える太田。発音は完全な「カタカナ英語」で文法的にもちょっと怪しかった(ファーストマッチの部分はファスト=速いと言いたかったのかも?)が、その表情は“勝者”の風格を醸し出していた。

太田といえば最近「色男」として話題を集めたが、この自信が女性を魅了するのだろうか。

そういえばVVV時代の本田圭佑の発音も典型的な「カナカナ英語」で、一部から“ホングリッシュ”と呼ばれたが、臆することなく自己主張し後にカイザー(皇帝)とまで称されるようになった。

太田もまた、海外で成功するために必要な才能を秘めているのかもしれない。