クラブ史上初のJ1は無念の最下位に終わり、出直しの年となった2015シーズンの徳島ヴォルティス。小林伸二体制4年目で一年でのJ1復帰を目指したものの、前半戦でわずか3勝と低迷。後半戦の巻き返しも及ばず、14位でシーズンを終えた。

小林監督は昨季限りで退任し、長島裕明氏がヘッドコーチから昇格。長島監督はコーチとして3度のJ1昇格経験を持つが(山形、FC東京、徳島)、自身がトップチームを率いるのは初めてとなる。

補強面では、MFカルリーニョス(大宮)、MF岩尾憲(湘南)、FW渡大生(北九州)などが加入したほか、昨季サンフレッチェ広島へ貸し出していたFWドウグラスをUAEのアル・アインへ放出したことによる新戦力獲得が注目されている。

Tokushima Vortis 2016 Mizuno Home

徳島の2016シーズンに向けた新ユニフォームは、サプライヤーであるMizunoのデザインテーマ『バーチャルリアリティ』をベースにしたデザイン。

日本が世界に誇るアニメーションからインスピレーションを受けた幾何学模様風のアレンジが特徴で、そこに日本の伝統的な矢羽柄を組み合わせることにより、他にはない新鮮なグラフィックデザインに仕上げている。

ホーム(1st)は、クラブカラーで藍染めが盛んだった吉野川を表す青を基調に、徳島市のシンボル的存在である眉山の緑を胸元の襟に配置。また、両脇からパンツにかけての赤いラインは結ぶとVORTISの“V”になり、エンブレムを表現している。

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