レアル・マドリー史上最高の移籍金はクリスティアーノ・ロナウドじゃなくてギャレス・ベイルだったようだ。

『Football Leaks』がレアル・マドリーとトッテナムの売却契約について公開。ベイルの移籍金がロナウドを上回っているという。

6ページにわたる文書によれば、移籍金は9974万ユーロ超。現在の日本円でおよそ127億円であったという。これに育成の補償費がおよそ100万ユーロ(およそ1.3億円)加わり、トータルで約1億ユーロ(およそ138億円)。

この金額はクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移籍した際の9600万ユーロ(およそ122億円)を上回っており、ベイルが世界最高の移籍金を要した選手であるとのこと。

また、契約にはトッテナム全体(クラブ、会長、経営陣、スタッフ)に対し、レアル・マドリーがベイルに否定的な発言や侮蔑的な発言をさせないという条項も存在するようだ。

これは前所属先について移籍時の不平を述べるケースがサッカー界でよく起きることを考慮したものだろう。クラブのブランドイメージを保つ上でも重要であり、「ベイルを快く送り出した」という体裁が必要であったことを理解できる。

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