カタールで開催中のAFC U-23選手権は20日までにグループステージの全日程を終え、3連勝の日本代表を筆頭に決勝トーナメントへ進出する8チームが出揃った。

一方、2008年北京大会以来の五輪出場を目指した中国代表は、開催国カタールほかシリア、イランと中東勢と同組になった不運もあり、3連敗で大会を終えている。バブルに沸く国内リーグに大物外国人選手の参戦が相次ぐなか、代表にその効果が波及していないのが実状だ。

ただ今大会は10番を付けたリャオ・リーシェンが3試合3ゴールと一人気を吐いている。特に初戦のカタール、2戦目のシリア相手に決めたゴールはお見事であった。

対カタール戦

対シリア戦

あのデイヴィッド・ベッカムを彷彿とさせる、美しいフォームからの芸術的なフリーキックを決めたのである。

リャオは若くして2部リーグの東莞南城で活躍し、2013年に広州恒大にステップアップした22歳のセンターハーフだ。2014年にはA代表デビューを果たし、昨年行われたアジアカップのメンバーにも選出されている。

ただ同大会では控えで、広州でも厚い選手層に阻まれ3年間であまり出場機会を得られていない。この大会を機にクラブで飛躍のきっかけを掴むことができるだろうか。