2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、東欧で行われることになりそうだ。英国『Mail Online』が伝えている。

毎年、世界中で多く人が観戦するCLのファイナル。

決勝戦が行われるスタジアムの選定には様々な基準をクリアする必要があり、最低でも7万人以上の収容能力が必要となる。世界的スポーツイベントであることからその選定にも注目が集まっており、例年開催より1年以上前に会場が明らかになる。

現時点で2016-17シーズンまでの会場が決定しているが、記事によれば2017-18シーズンはウクライナのキエフにあるNSCオリンピスキで開催されることになるようだ。

Уряд підтримав заявку Федерації футболу україни про проведення фінального матчу Ліги Чемпіонів у сезоні 2017-2018 рр. на...
Posted by Olympic NSC on 2015年11月25日

NSCオリンピスキは1980年のモスクワオリンピックでも使用された複合型スタジアム。2012年に開催されたEURO2012の決勝の会場にも選ばれ、7万50人というキャパシティは東欧ではロシアのルジニキ・スタジアムに次ぐ大きさである。

記事によれば、先月スタジアム側はUEFAに公式文書を送信し、公式決定される見込みであるという。

しかし、ウクライナのスタジアムでは近年サポーターによる人種差別が問題になっており、昨年10月にこのNSCオリンピスキで行われたディナモ・キエフ対チェルシー戦では、黒人の観客が暴行されるという事件が発生していた(詳細はこちら)。

結果、ディナモ・キエフには罰金に加え無観客試合の措置が下っていた。

こうした懸念のあるウクライナだが、同国サッカー連盟副会長のイゴール・コチェトフ氏は「NSCオリンピスキに(CL決勝を開催する)権利が与えられる可能性は高い」と認め、安全性とセキュリティに対して慎重になるべきであると述べている。

なお、現時点で決定している決勝戦の会場は以下の通り。

【2015-16シーズン】
スタディオ・サン・シーロ(ミラノ)

【2016-17シーズン】
ミレニアム・スタジアム(ウェールズ)

いずれも、UEFAが定めるスタジアムカテゴリーで最高評価の「4」を獲得する会場である。