『NBC Sports』は「元エジプト代表監督のボブ・ブラッドリー氏は、アーセナルに加入したMFムハンマド・アル・ナーニーについて話した」と報じた。

1月のマーケットでアーセナルに加入することが決まったムハンマド・アル・ナーニー。バーゼルで長く活躍を見せたエジプト代表の天才司令塔は、ついに欧州トップレベルの場所へと辿り着いた。

2011年から2013年までエジプト代表チームを指揮していたのはアメリカ人監督のボブ・ブラッドリー氏。当時若かったムハンマド・アル・ナーニーをフル代表に引き上げた人物でもある。

彼はアル・ナーニーの能力を高く評価しつつ、その一方でムハンマド・サラー(ローマ)と比べると英語の学習が遅いとも話した。

ボブ・ブラッドリー
(元エジプト代表監督)

「彼はオールラウンドなミッドフィルダーで、様々な役割に対応できる。試合を読むことが出来、良い動きもする。少し深い位置でもプレーできる。

前に上がっていってミドルシュートを打つことも出来る。しかし、彼はそれだけではない。

アル・ナーニーが代表チームでプレーし始めた時、彼はまだ若かった。19歳だったね。しかし彼は毎日本当によく練習しているように見えた。

練習では技術的に成長していた。彼の努力、彼の成長したいという欲望を誰もが見て取っていた。

少しずつ彼はチームの重要な存在になっていった。彼のパスはより鋭くなった。ロングパスの技術も成長し始めた。常に多くの得点を取っていたわけではないが、シュートを狙うことを恐れない選手だった」

「今は絶好の機会であるし、彼がどれだけ興奮しているかは分かっている。彼の英語は――ムハンマド・サラーはバーゼルですぐに英語を学んだが、アル・ナーニーは学習が早くないね。

しかし、それはそのうちできるだろう。彼はいい男だし、結婚もしている」

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら