9 / MF / マフディ・カーミル・シルターフ

既にフル代表でも主力の一人となっている攻撃的MFだ。U-19時代にはアリ・カーシムやフマーム・タリクのサブという立場だったが、徐々にその実力を発揮し始めた。

非常に小柄な体格であるが、すっとボールを受けに来る動き、そして豊かなキレを持つドリブルでアクセントを付け、決定的なチャンスを作り出す。

サイドバックやボランチでのプレー経験もあり、決して攻撃だけの選手でもない。非常に応用力とセンスがあり、今後の飛躍が嘱望されている。

おそらく日本代表戦でもトップ下で起用されると考えられるが、イラクが高さを重視してきた場合はベンチスタートになるかもしれない。その場合、途中出場で彼が出てくるというのもなかなか嫌らしい話である。

18 / FW / アイマン・フサイン

今回のイラク代表には確固たるターゲットマンが少ないのだが、その中で唯一ハイボールへの強さを得意としているのがアイマン・フサインだ。

かつてこのチームでプレーし、その後フル代表へとステップアップしたFWマルワン・フサインと同じように、ユーニス・マフムードからドリブルや機動力をスポイルしたようなタイプである。

決して器用な選手ではないが、長いボールを前線で受けさせるのならば彼の力は十分以上に発揮される。

高さとフィジカル、長い足を生かして起点となり、雑な攻めでもチームに流れを引き込んでくれるようなセンターフォワードだ。

もしかしたら日本にとっては1番怖い相手かもしれない。植田と岩波の守備能力が試される対戦になるだろう。

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