J3へ降格したカターレ富山は2015シーズン、岸野靖之監督が就任。長期の強化計画を策定、その初年度に臨んだものの、序盤から中位に低迷し8月には岸野監督を解任。澤入重雄GMが後を受け、結局5位でシーズンを終えた。

今季はタイで経験を積んだ元・北九州、東京V監督の三浦泰年氏を新たな指揮官に招聘。

戦力面では、「ミスターカターレ」として親しまれた朝日大輔、さらに大西容平などが現役引退を選択した一方、新10番としてベテランMF衛藤裕(徳島)が加入。課題の得点力不足解消に向けては、昨季5ゴールの北井佑季が完全移籍したことに加え、2012年から2014年にかけて在籍していた長身FW西川優大(栃木)が復帰している。

Kataller Toyama 2016 Goldwin Home

富山は27日、2016シーズンの新ユニフォームを発表。

ホーム(1st)は、富山湾に「寄せる波(カターレブルー)」と湾の地形の特徴である「あいがめ(濃い藍色)」をシンプルに表現。

富山湾の荒波は天候に関係なく、湾内に入っても速度を緩めないまま海岸に押し寄せることから、『J2復帰』に立ちはだかる困難を真正面から受け止め、富山湾の荒波のように、速度を緩めることなくゴールに向かい、強い決意の『覚悟』を持って、一つになり戦うという思いが込められている。

サプライヤーは今季ももちろん、富山が創業の地であるGoldwin。「エレッセ」「チャンピオン」「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」「スピード」など、誰もが一つは聞いたことのある有力ブランドを国内で展開している総合スポーツ用品メーカーだ。

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