『Mirror』は「マンチェスター・ユナイテッドの予算は、50年間で莫大な大きさに膨らんでいる」と報じた。

この調査は『Press Association Sport』が行ったものであるようで、そこから数値が引用されている。

イングランドだけでなく世界最高レベルのクラブとして知られるマンチェスター・ユナイテッド。

現代に繋がる成功は、ミュンヘンの悲劇で主力を失った後、ボビー・チャールトンやジョージ・ベストなどを擁して1960年代に復活を遂げたところから始まっているとも言われる。

その際にチームを率いていたマット・バズビー監督が勇退したのが1969年(その後1970年に一度復帰している)。

現在でも語り継がれるスーパースターが多く所属していた伝説のチームであった1968-69シーズンの会計は以下の通りだったという。

1968-69シーズン会計(インフレ率換算済みの数値)

  • 人件費:300万ポンド(およそ5.1億円)
  • 放映権収入:2万ポンド(およそ337.1万円)
  • 広告収入など:16万6000ポンド(およそ2800万円)
  • チケット収入:830万ポンド(およそ14億円)
  • 総収入:850万ポンド(およそ14.3億円)
  • 利益:96万8000ポンド(およそ1.6億円)

そして、現在のマンチェスター・ユナイテッドの会計は以下の通りである。

2014-15シーズン会計

  • 人件費:2億300万ポンド(およそ342.2億円)
  • 放映権収入:1億770万ポンド(およそ181.5億円)
  • 広告収入:1億6990万ポンド(およそ286.4億円)
  • マッチデー収入:9060万ポンド(およそ152.7億円)
  • 総収入:3億9520万ポンド(およそ665.9億円)
  • 利益:310万ポンド(およそ5.2億円)

かつて世界のスーパースターと言われたボビー・チャールトンやジョージ・ベストがいたチームも、当時の額で20万ポンド(現在のレートでおよそ3370万円)、インフレ率換算を入れても300万ポンドの給与しか受け取っていなかったという。

現在のサッカーがいかに大きなお金の動くビジネスになったのか、それがよく分かる比較となっている。