2016年もPSGの勢いは留まることを知らない。クプ・ドゥ・ラ・リーグ準決勝でトゥールーズを2-0で撃破し、決勝進出を決めた。

エセキエル・ラベッシとアンヘル・ディ・マリアのゴールで勝利を掴んだPSG。試合終盤にはこんな場面があった。

相手FWマルティン・ブライスワイトのPKを見事に止めたのは、PSGのベテランGKニコラ・ドゥシェズ。

35歳のドゥシェズは今季ケヴィン・トラップが加入したことで第3GKとなっている(昨季までの正GKサルヴァトーレ・シリグは、少なくとも今季末までは残留するとの報道)。

そんな彼だが、いかにチームメイトたちに慕われているかがこのシーンでよく分かる。PKを止めた後、ほぼ全員が彼のもとに駆け寄り、そのプレーを讃えていたのだ。特にブレーズ・マテュイディの嬉しそうなこと…。

このシーンについて、PSGのMFバンジャマン・スタンブリは「Pocho(ラベッシ)が得点し、ニコ(ドゥシェズ)が止めたことを見れて僕らは嬉しい。なぜなら、彼らがこの瞬間のために、練習やジムで多くの時間を費やしてきたことを知っているからね。僕らにとって多くの意味があることさ」と述べていた。

一方、これが今季初出場だったドゥシェズは試合後、こう語った。

ニコラ・ドゥシェズ(PSG GK)

「我々は非常に集中していた。ゴールがなかった前半も多くのチャンスを作っていた。自信を保ち、後半には違いを作り出せた。

PKセーブは嬉しいよ。自分の事じゃなく、プレスネル(・キンペンベ、20歳のDF)のことがね。彼は素晴らしい試合をしていたし、PKの判定は少し厳しかったように思う」

どうやらPKを与えてしまった若手DFのためにもPKを止めたかったという思いがあったようだ。さすがベテラン!

なお、クプ・ドゥ・ラ・リーグ決勝の相手はリールに決まっている。