本日23時45分からAFC U-23選手権の決勝戦が行われ、日本代表は宿敵韓国を相手にタイトルを争う。

今回韓国代表が見せている戦い方については他の記事で紹介したが、今回は注意すべき選手たちについて見てみよう。

最終ラインについてはそれほど目立った選手はいない。しかしその反面、それを支える前線のハードワークと勢いはなかなかの魅力を持っている。

先に失点してしまえばカウンターに苦戦は必至だ。日本代表が気をつけなければならない選手は?

長身FWとしては大会屈指 9:キム・ヒョン(FW)

キム・ヒョンはこのチームで絶対的なレギュラーではないのだが、やはり日本が韓国と対戦したときに苦しむのは「高さ」だ。

韓国のこのアンダー世代で常にセンターフォワードとして存在感を見せてきた彼は、現在の縦に速い、切り替えとダイレクトパス重視の戦術によってやや序列が落ちている。

しかし、この190cm近い身長を持っている済州ユナイテッドのストライカーは、その高さで日本代表にとっては大きな脅威になるはず。

植田や岩波、奈良らセンターバック陣は、これまでの日本ユース代表と比べても空中戦では強さを見せる選手たちだ。今大会屈指の大型FWである彼とのマッチアップは楽しみである。

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