ギリシャへ渡ろうとした移民を乗せたボートが転覆し、子供を含めた犠牲者を出す死亡事故が相次いでいる。

そんななか、ギリシャ2部リーグのAELラリサ対アハルナイコス戦ではこんなシーンがあった。

主審がキックオフのホイッスルを鳴らすと、両チームの選手全員がピッチ上に座り込んだのだ。さらには、ベンチにいる選手やコーチ陣たちまでも…。

『Reuters』によればこの座り込みは2分間続いたそうだ。そして、この行為はギリシャへ逃れようとして命を落とした移民たちへの追悼と、そういった状況に対する抗議でもあったという。

スタジアムでは「AELの管理のもと、監督と選手たちは試合開始直後に2分間の黙祷を捧げる。EUとトルコの非人間的な無関心によって、エーゲ海で毎日のように命を失い続けている何百人もの子供たちを追悼するために」などというアナウンスがあったという。

ギリシャは難民たちの玄関口になっている。木曜日には、ボートでトルコからギリシャに渡ろうとした24人がエーゲ海で溺れるという事故が起きたばかりだった。

なお、試合はこの座り込みの後にキックオフされ、ホームのラリサが2-0で勝利している。