『The National』は「ウガンダ代表監督のミチョ・スレドイェヴィッチ、前リール監督のエルヴェ・ルナールが、次期ナイジェリア代表監督の座を狙っている」と報じた。
現在ナイジェリア代表の監督を務めているのは、かつてワールドカップでも活躍したサンデー・オリセー氏。
結果を出しながらもメディアや協会に嫌われたスティーヴン・ケシが職を離れたということで、好意的な視線を受けての就任であった。
しかし親善試合ではホームでコンゴ民主共和国に敗れてしまったり、ワールドカップ予選ではスワジランドに引き分けたりとなかなか調子が上がらず。
1月から行われているアフリカンネイションズチャンピオンシップ(国内リーグの選手のみで行われる大陸選手権)では、開幕前に病気でダウンしてしまって離脱を経験。
さらにグループリーグでは1勝1分けの後にギニア戦で敗れてしまい、屈辱のグループリーグ敗退を喫してしまった。
健康問題、そして成績不振ということで、まだ就任から半年しか経っていないものの解任の話が出てきている。
彼の去就が不安定になっていることによって、ミチョ・スレドイェヴィッチ、エルヴェ・ルナールの両名は代表者をナイジェリアサッカー連盟に送り、ロビー活動を行っているという。
今後サンデー・オリセー氏の動きについては連盟の技術委員会が議論することになるが、既にアシスタントコーチを務めるユスフ・サリスに対して3月のインターナショナルマッチで指揮を執る準備をしておくように命令が下っているとも。