アレシャンドレ・パトやジャクソン・マルティネスなど、多くのスター選手が移籍を果たしたこの冬のマーケット。

プレミアリーグやブンデスリーガといった主要リーグではすでにクローズしており、補強の期間は一旦終了した形だ。

では、この冬の移籍市場において欧州で最もお金を使ったクラブはどこなのだろうか?

英国『Mail Online』によれば、それはニューカッスル・ユナイテッドなのだという。

スティーヴ・マクラーレンを新監督に据えながらも、シーズン開幕時から全く結果がついてこないニューカッスル。プレミアリーグでは24節を終え降格圏となる18位につけており、3日に行われたエヴァートン戦も0-3と完封を喫した。

そうした現状から、ニューカッスルはこの冬大型補強を敢行した。獲得した主な選手は以下の通り。

ジョンジョ・シェルヴィ(スウォンジーから加入)
transfermarktでの移籍金:1200万ポンド(およそ20億4200万円)

アンドロス・タウンゼント(トッテナムから加入)
transfermarktでの移籍金:1178万ポンド(およそ20億円)

アンリ・セヴェ(ボルドーから加入)
transfermarktでの移籍金:450万ポンド(およそ7億6600万円)

セイドゥ・ドンビア(ローマから加入)
transfermarktでの移籍金:75万ポンド(およそ1億2700万円)

シャルヴィやタウンゼントという、イングランド代表クラスのタレントを補強し、移籍期限最終日にはドゥンビアまでローンで獲得した。

『Sky Sports』によれば、ニューカッスルがこの冬の補強に費やした額は2850万ポンド(およそ48億9000万円)。

結果が出ないチームが選手を多く補強するのはある種当然だが、ニューカッスルのような中規模のクラブがヨーロッパの補強額でナンバーワンであるというのは、少し意外な結果であるかもしれない。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら