昨年、アルビレックス新潟からフィンランド王者HJKヘルシンキに加入した元U-20日本代表MFの田中亜土夢。

「10番」の期待に応え、個人としては31試合8ゴール(公式戦12ゴール)という自己最高の成績を残したが、チームは終盤の失速で国内リーグ7連覇の偉業を逃し悔しい想いを味わっている。

仕切り直しとなる今年は先月末にリーグカップが始まり、早くも新シーズンの幕が明けた。フィンランドのリーグカップは国内3タイトルの1つで、国内リーグ開幕の前に開催され、試合はインドアで行われる。

IFKマリエハムンとの今年初戦を1-0と勝利で飾ったHJKは5日、FCラハティと対戦。前半に先制を許す苦しい展開となったが、後半、田中亜土夢がチームを救うゴールを決めている。

1点追う試合終了間際の86分、味方の頭でのパスを受け、相手の強烈な当たりを体でブロックした田中は、そのままボックスやや外の位置から左足で豪快なシュートを突き刺したのだ。

この田中の今季初ゴールが貴重な同点弾となり、試合は1-1の引き分けに終わっている。

試合後、田中は、

「今シーズン初ゴール。しかし、試合は1-1のドロー。こういう試合は10番がどうにかしなきゃいけない試合。

まあ、毎試合そうなんだけど。そして、結果が必要!これを続けるだけ。今シーズンはさらにそこにこだわってプレーする!以上!」

と、10番としてチームを勝利に導けなかったことを残念がった。一方でゴールの場面を振り返り、

「左足の方が力抜けていいシュート打てる気がする笑」

と、左足でのシュートが利き足よりも力まずに打てたことを明かしている。

内に秘めた新たな?武器を発見した田中の今シーズンの活躍に期待だ。