『Football Insider』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、エンゴロ・カンテとリヤド・マフレズを逃したことについて語った」と報じた。

フランス2部のル・アーヴルから僅か40万ポンド(およそ6570万円)という価格でレスターにやってきたリヤド・マフレズは、今季クラブの躍進を支える選手になった。

また、昨年夏にフランスの小クラブであるカーンから獲得されたエンゴロ・カンテも、既にプレミアリーグで屈指の選手と言われるようになっている。

フランスのスカウト網に優れていると言われるアーセナルは、後者については獲得の噂も出ていたものの、最終的には実際の動きに繋がらなかったと言われている。

本日行われるレスター戦に向けた記者会見に出席したヴェンゲル監督は以下のように話し、もしアーセナルが40万ポンドの選手と契約していたら批判されていただろうと語った。

アーセン・ヴェンゲル

「(エンゴロ・カンテとリヤド・マフレズのことを知っていた?)

私は、彼らのことを知らなかった。ああ、もちろんマフレズのような選手を逃してしまったことは残念だね。

誰もが失望するものだが、これは全てのクラブに起こるものであり、我々はそれを受け入れなければならないのだ。

どんなクラブも、そのような種類の物事に直面しているのだからね」

「(彼らはこの国の歴史上でも最高の契約になり得る?)

そうだね。しかし、今日では変な社会に生きなければならなくなっているね。

君はそういう例を挙げてくれる。しかし、もし私が40万ポンドの選手と契約したら、彼がプレーする前の段階で人々は『何やってるんだ?』と言う。

それは『アーセナルが真剣ではない』という風にね。そう解釈するわけだ。

我々が4000万ポンド(およそ65.7億円)の選手と契約したとすれば、彼らは『その選手は本当に良い』と考えるだろう」

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