ジェローム・ボアテング

バイエルン・ミュンヘン / ドイツ代表DF

所属していたビッグクラブ:

マンチェスター・シティ(2010~11)

ペップ・グアルディオラ監督が率いるバイエルン・ミュンヘンにおいて、今世界で最も優れたセンターバックの一人に成長したボアテング。

ヘルタ・ベルリンの下部組織で育成された彼は、2007年にハンブルガーSVへと移籍し、ブンデスリーガで活躍を見せた。

輝きを見せた若きボアテングに食指を伸ばしたのは、ビッグクラブへの道を歩み始めていたマンチェスター・シティだ。

その価格は1040万ポンド(現在のレートでおよそ17.1億円)で、契約は4年。大きな期待を受けての獲得ではあったものの、代表での試合で怪我を負ってしまい、サイドバック起用が主になるなど主力から外れてしまった。

最終的に契約は1年しか果たされないままバイエルン・ミュンヘンへと移籍。それは1350万ユーロ(現在のレートでおよそ17.2億円)という額であったが、このクラブにとってはまさに『お買い得』だった。

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