▼ボランチ「積極補強でストロングポイントに」

小笠原満男、柴崎岳という新旧日本代表コンビは今シーズンも不変だ。

しかし、今シーズンは2人を脅かすだけの選手が新たに加わった。永木亮太と三竿健斗である。

湘南ベルマーレで主将を務めた永木は攻守両面でチームに貢献できるハイレベルなボランチだ。最大の魅力はハードワークとプレースキックの精度の高さ。A代表クラスの実力者で、アントラーズのスタイルにフィットするのは間違いない。

一方の19歳の三竿はフィジカルの強さを武器とする守備的ミッドフィルダーで、センターバックでの起用も可能だ。昨季はルーキーながら東京ヴェルディで主力として活躍し、AFC U-23選手権にも出場した成長株である。

今季からナンバー10を背負う柴崎は急性虫垂炎の手術を受け療養中だ。ガンバ大阪との開幕戦の出場は絶望的なだけに永木、三竿が果たす役割は大きい。もちろん、久保田和音、大橋尚志、平戸といったティーンエイジャーの成長も楽しみにしたい。

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