レアル・マドリー相手にホームで0-2と敗れたローマ。それでも前半は善戦しマドリーを苦しめた。

スタディオ・オリンピコには5万5612人ものファンが押し寄せたが、このスタジアムにこれだけの観客が入るのはそうあることではない(熱狂のCLアンセムの様子はこちらから)。

そんなこの試合のキックオフ前、オリンピコではオーロラビジョンを使って先発メンバーが発表された。

「コール&レスポンス」と呼ばれるこの掛け合い。スタジアムDJが選手のファーストネームを呼び、それに続いてサポーターたちがファミリーネームを叫ぶのだ。

先発メンバー11人のコール&レスポンスが終了すると、今度はスタジアムDJがベンチメンバーを発表。こちらはDJが一方的にアナウンスするというスタイルだったのだが…ある選手にはとびきりの歓声があがっていた。

その選手とは、ローマの“王子”ことフランチェスコ・トッティである!

この日トッティはベンチスタートとなったのだが、スタジアムに名前がコールされるとサポーターから大歓声が起こったのだ。他のベンチメンバーには全く反応していなかったのに…。

ちなみにこの日、トッティはアレッサンドロ・フロレンツィとの交代で87分から途中出場。

『Infostrada Sports』によれば、39歳143日での出場はフィールドプレーヤーとしてはCLのノックアウトラウンドではライアン・ギグスとパオロ・マルディーニに次ぎ3番目に高齢であるという。

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