いまやバルセロナに欠かせぬ存在となっているハビエル・マスケラーノ。

だが、加入当初はバルサに自分の居場所はないとさえ感じていたという。そんな状況を変えたのが、ある一発のタックルだったと明かした。『guardian』が伝えている。

マスケラーノは2010年夏にリヴァプールからバルセロナへ移籍。だが、その年がバルサで最初で最後になるかもしれないとさえ恐れていたという。

それを変えたのが、2011年3月にカンプ・ノウで行われたアーセナルとの一戦だったそうだ。

両チームはUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で激突。1stレグを1-2で落としていたバルサは必勝を賭けて、このカンプ・ノウでの2ndレグに臨んだ。

バルサは3-1でこの試合に勝利し、2戦合計4-3で準々決勝進出を掴み取った。

そのなかで、マスケラーノは先発から、88分間プレー。交代になる前には間一髪のタックルでアーセナルFWニクラス・ベントナーを止め、ピンチを救う大仕事をやっていた。

このシーンについて、マスケラーノはこう回想したという。

ハビエル・マスケラーノ(バルセロナDF/MF)

「あのタックルが、その前とその後を運命付けた。

正直言うと、(移籍)後5,6か月で自分は長くここにはいれそうもないなと思った。自分の特性が、バルサが支持するもの全てに反しているようだった。

あの瞬間が自分を運命付けたんだ。

もしベントナーがボールをコントロールして、反対側に行っていたら、僕から離れて、そして…あぁぁ!

何が起きていただろうかは分からない。

でも、起きたように起こった。そして、結局僕らはチャンピオンズリーグで優勝したんだ。本当にうまくいったよ」

あの瞬間のベントナーのタックルでその後の明暗が分かれたとマスケラーノは考えているようだ。

『guardian』では、「ハビエル・マスケラーノが告白:ニクラス・ベントナーが彼の人生を変えた」という伝え方もしていた。