植田 直通(DF/21歳/鹿島アントラーズ)

鋭い眼光で睨みを利かせる、闘争心に溢れたセンターバック。

恵まれた体格を生かした空中戦の強さが武器だが、50m6秒前半のスピードとテコンドー仕込みのキックも特徴で、潜在能力とスケール感では日本歴代屈指のDFといえる。ユース代表では長く岩波拓也とコンビを組んでおり、先月のAFC U-23選手権でも活躍した。

プロ入り後は鹿島の厚い選手層に阻まれレギュラーを確保できていないが、今年は韓国代表のファン・ソッコが負傷したこともあり、開幕からレギュラーとしての活躍が期待される。

金森 健志(FW/21歳/アビスパ福岡)

“博多のネイマール”の異名を持つドリブラー。強気な仕掛けとパンチ力のあるシュート、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の口癖であるデュエル(球際の強さ)も特徴的だ。

昨年はJ1昇格を果たした福岡でレギュラーの一角を担ったが、終盤に怪我を負ったこともありAFC U-23選手権のメンバーには選ばれず。短い時間で流れを変えられる選手なだけに自身初となるJ1の舞台で活躍し、リオ五輪のメンバーに滑り込みたいところだ。

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