『Express』は「ロシアの大富豪アリシェル・ウスマノフは、アーセナルの株式を買い増しする」と報じた。

アリシェル・ウスマノフは1953年生まれの62歳。ウズベク系のロシア人実業家で、鉱業や投資業を中心にして資産を形成した人物である。

ロシア2位の携帯電話事業者であるメガフォン、同国最大のIT企業であるMail.ruなどの所有者で、現在の総資産は127億ドル(およそ1兆4500億円)に達していると考えられている。

彼は2007年にアーセナルの株式を14.58%購入してオーナーの一人となり、後にそれを29%以上にまで増加させていた。

さらに今回彼はファルハド・モシーリ氏が所有していたアーセナルの株式を購入することで所有率を増加させる予定になっているという。

ただし、アーセナルの筆頭株主であるスタン・クロエンケは自身が所有する67%の株式を手放す方針はなく、ウスマノフがこれ以上の影響力を持つことには反対しているようだ。

とはいえ、この両者の間では投資における合意は形成されており、資金についてはスムーズに調達される予定となっている。

そして、どうやらこのアーセナルの動きはエヴァートンにも関連してくるようだ。

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