世界中が熱狂した、28日のマンチェスター・ユナイテッド対アーセナル戦。

プレミアリーグデビューとなったFWマーカス・ラッシュフォードの活躍が大きな話題となったが、試合終盤にはこんなシーンがあった。

75分、アンデル・エレーラがアレクシス・サンチェスを倒しアーセナルにファウルが与えられたシーンで、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は第4審のもとに駆け寄り何かをアピール。するとタッチワイン際で倒れこむオーバーアクションを見せたのだ。

試合中はベンチに座っていることの多いファン・ハール監督だが、よほど主張したいことがあったのだろうか。試合中でありながら見せたこのアクションに、7万5000人のファンたちも沸いていた。

激しいジェスチャーを見せる監督はいても、これほど奇想天外なパフォーマンスを見せる監督はそういないはずである。

しかし、ファン・ハール監督がこうしたオーバーアクションを見せるのは実は初めてではない。

20年ほど前の大一番でもビックリするような行動に出ていたのをご存知だろうか?

こちらは、1994-95シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝の映像である。

当時ファン・ハール監督はアヤックスを率いており、エドガー・ダーヴィッツやクラレンス・セードルフ、パトリック・クライファートといった若きタレントを揃えるチームは決勝で前年の王者であるミランと対戦。

試合は85分に途中出場のクライファートが決勝ゴールをあげアヤックスが欧州制覇を成し遂げるのだが、この試合でファン・ハール監督はミランMFアルセル・デサイーのハイキックに激昂し、まるでカンフーキックのようなジェスチャーで審判にアピールしていたのだ。

CLファンにとってはお馴染みでもあるこのシーン。

当時ファン・ハール監督は40歳であったが、初めての大舞台に興奮しすぎたのだろうか…。奇天烈すぎるこの行動に、第四審も「お手上げ」といったジェスチャーを取っていた。

この時の試合を知るオールドファンたちは、きっとファン・ハール監督のダイブに20年前の"奇行”を思い出したはずだ。