1日に行われたプレミアリーグの第28節、ノリッジ対チェルシー戦。

試合はロベルト・カルロスを彷彿とさせるFWケネジの強烈な左足シュートもありチェルシーが1-2と勝利したのだが、前半途中にはこんなシーンがあった。

チェルシーが0-1とリードして迎えた38分、最終ラインでボールを持ったギャリー・ケイヒルはGKティボー・クルトワにパス。

フリーのクルトワはこれを足でコントロールし、直後にこのボールをキャッチし左サイドで張っていたケネジへとスローイングでボールを渡した。

主審を務めていたリー・メイソンはプレーを続行させたが、ノリッジの選手やサポーターたちは「バックパス」だと猛アピールしたのだ。

チェルシーの公式Twitterアカウントも、そのことに触れている。

「サッカー競技規則 2015/2016」の第12条「ファウルと不正行為」には、以下のような記述がある。

間接フリーキック

ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で、次の4項目の反則のいずれかを犯した場合、間接フリーキックが相手チームに与えられる。

・自分のものとしたしたボールを話すまでに、手で6秒を超えてコントロールする。
・自分のものとしたボールを手から話したのち、他の競技者が触れる前にそのボールに手で再び触れる。
・味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる。
・味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手または腕で触れる。

今回のプレーが関係してきそうなのは、上から3つ目の「味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる」である。

このシーンではノリッジFWキャメロン・ジェームズがケイヒルにプレッシャーをかけており、クルトワはこのパスがジェームズに当たったと判断したのかもしれない。しかし、この競技規則を読む限り、バックパスの定義はそのパスが「意図的であったか」によって決まるようなのだが…。