『ESPN』は「国際サッカー連盟(FIFA)は、ビデオ・アシスタント・レフェリーの導入に向けた試験を行うことを決定した」と報じた。

5日、ウェールズの首都カーディフにあるセント・デイヴィス・ホテルにおいて国際サッカー評議会(IFAB)の第130回年次総会が行われた。

そして、その中行われた会議において、2017-18シーズンでの導入を目指してビデオ・アシスタント・レフェリーの実証試験を行うことが決定された。

これはピッチ上の審判団に加えて、撮影された映像を監視するための副審を追加するというもの。

試合を決めてしまうようなプレー、例えば退場者の選択、ペナルティキックの判定、そしてゴールが入ったかどうかというものの決定に対し、主審がビデオ・アシスタント・レフェリーの助言を仰げるというシステムだ。

試合後に両チームの監督が映像をチェックして控訴するというような用途に使うことは出来ない。また、あくまで最終決定権は主審にあり、リアルタイムの助言に留まっているものだ。

オランダ・エールディビジではこのシステムが現在試験として導入されており、実用が可能かどうかをテストしている。

また、ペナルティーエリア内での反則によって「退場+ペナルティキック+出場停止」という“トリプルペナルティ”の問題についても変更が加えられることになった。

大きな違いはないものの、明確な得点機会の拒否に対して警告が与えられるという文言が追加され、より審判の判断に任されることになったようだ。

そして、今回もう1つ進行したのが「延長戦で4名目の交代を行えるようにするかどうか」という議題である。

こちらについては具体的な進展が発表されていないものの、今後実験を行うことが可能なようにするという合意が認められたという。