ペルーが生んだゴールハンター、クラウディオ・ピサーロは昨夏ブレーメンに復帰。

1999年から2001年にかけて、また2008年から2012年にかけてもブレーメンに在籍しており、自身2度目のとなった。

37歳を迎えた今季もここまで22試合に出場しさすがの活躍を見せているのだが、5日に行われたハノーファー戦で見事なゴールを決めてみせた。

1-0とリードして迎えた26分、ピサーロはレヴィン・エズトゥナルからのクロスボールをエリア内でトラップ。ハノーファーの選手たちが食いついたのを見るとボールを高く上げてかわし、左足を振り抜き豪快なボレー!

ゴール正面に突き刺し、スーパーな一撃が決まった。

巧みなタッチで2人の選手をかわしたピサーロ。さすがにキレのようなものは感じられない年齢となったが、エリア内での繊細なボールコントロールは全盛期のままである。

ピサーロはこのシーンで、ハノーファーDFアレクサンデル・ミロシェヴィッチと酒井宏樹をかわしている。他にもエリア内の周辺には酒井や山口蛍などを含めた7人のフィールドプレーヤーがいたのだが…ブレーメンの攻撃に対応することはできなかった。

この得点は、ピサーロにとってブレーメンでの記念スべき通算100ゴール目となった。今季のブンデスリーガでの得点は11ゴールとなり、これは得点ランキングで8位タイの数字。もちろんチーム内での最多得点者である。

ピサーロは前々節のレヴァークーゼン戦でもハットトリックを達成しており、ブンデスリーガにおける史上最年長記録を更新していた。まさにノリノリである…。

なお、試合は4-1でブレーメンが勝利している。

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