『Guardian』は「フランス代表監督を務めているディディエ・デシャン氏は、17日のメンバー発表でレスター・シティのエンゴロ・カンテを招集する」と報じた。

今季フランス・リーグアンのカーンからレスター・シティに移籍し、イングランド・プレミアリーグで大活躍を見せているエンゴロ・カンテ。

しかし、フランス代表の中盤には非常に多くのタレントがいることもあって、これまで招集はゼロ。ルーツを持っているマリが彼に接触していると報じられていた。

だが、EURO2016まであと4ヶ月を切り、最終メンバーの決定まで最後の親善試合という状況の中、デシャン監督はついにエンゴロ・カンテをチームに加える決断をしたという。

フランス代表の中盤は厚いとは言え、今パリ・サンジェルマンのブレーズ・マテュイディが怪我でコンディションを落としており、ムサ・シソコやラサナ・ディアラも好調とは言えない。

ここでエンゴロ・カンテが好プレーを見せることがあれば、もしかしたらブレーズ・マテュイディの確固たるポジションを奪ってしまう可能性もあるだろう。

また、『RMC』は「ディディエ・デシャン監督は、エンゴロ・カンテに加えてウェストハム・ユナイテッドのMFディミトリ・パイェットを招集する構えを見せている」とも報じている。

マルセイユから今季プレミアリーグへ移籍し、好調のウェストハムを引っ張る活躍を見せているパイェットであるが、代表には2015年6月以降一度も招集されていなかった。

デシャンが寵愛してきたマテュー・ヴァルブエナがカリム・ベンゼマとの事件以降調子を落とし、離脱。前線が薄くなってしまったことから、パイェットがチームに率いられる可能性が高くなったという。

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