東日本大震災の復興支援を目的とし、Jリーグが後援していることでも知られる映画『MARCH』の試写会が今月各地で行われている。

『MARCH』は、震災で一旦はメンバーが散り散りになりながら、それを乗り越えて福島県南相馬市で活動している小中学生のマーチングバンド Seeds+(シーズプラス)と、Jリーグの愛媛FCとの絆をつづった短編ドキュメンタリー作品。

制作費はクラウドファンディングによって集められ、多くの支援により450万円という協賛目標を見事に達成した。

震災復興支援映画『MARCH』

14日に日本サッカー協会ビル(JFAハウス)の「日本サッカーミュージアム」で開催された試写会の様子。

上映前には『プライドinブルー』『アイ・コンタクト』など多くのドキュメンタリー作品に関わってきた中村和彦監督や作品の発起人であるツノダヒロカズ氏、映画に出演したSeeds+メンバーらによるトークイベントも行われた。

震災をテーマにした映画は少なくないが、その中でも『MARCH』は、復興支援映画として“4つの支援”を掲げている。

1『参加できる支援』 制作費はクラウドファンディングで集める

2『見る支援』 多くの場所で上映し福島の今を見て、考えるキッカケにしたい

3『直接支援』 営利目的ではなく、経費を除いた収益部分はSeeds+の活動費に寄付

4『間接支援』 その活動費でSeeds+が全国で演奏し福島の元気を伝えたい

震災、津波、原発事故を経験したSeeds+のメンバーたちが取り戻した、あの頃とは違う日常。しかし、だからこそその活動は“今”を浮き彫りにし、サッカーとの結びつきによって映画にまでなった。

そして作品として完成した現在、そこから次の支援へと繋げていくことが重要となる。

今週末にはSeeds+の地元である南相馬市や宮城県名取市で試写会が行われたほか、今後の海外での上映に向けた多言語化の第1弾として英語版の予告が16日に公開されている。

試写会は3月28日(土)、千葉県柏市で開催。その後も、「フットボールのチカラで日本を笑顔に!」が合言葉の『Smile for Nippon』が全国各地での試写会開催を予定しており、自主上映会も視野に入れているとのことだ。

作品に関する詳細など、詳しくは映画『MARCH』の公式ホームページで。

【外部リンク】ドキュメンタリー映画「MARCH」 | 東北復興支援 in 愛媛