25日、セリエAの第35節が行われ、2位ナポリがローマに黒星。

これによって、前日に勝利を収めていたユヴェントスとの勝ち点差が12に広がり、ユーヴェの通算32度目となるリーグ優勝が決定した。

82年ぶりとなる5連覇の偉業を達成したユヴェントスだが、今シーズンの序盤は非常に苦しいものだった。

アンドレア・ピルロやアルトゥロ・ビダル、カルロス・テベスといった核を一度に失いさらには負傷者が続出したことで、セリエAでは初となる連敗スタートを切る。開幕から3ヶ月が経過した10試合の成績は3勝3分4敗であり、不振は明らかであった。

しかしその後破竹の15連勝をマークすると、ボローニャとの引き分けを挟み現在は9連勝中。中盤戦から驚異的なペースで勝ち点を積み重ね、このほど3試合を残してリーグ優勝を決めたた形だ。

そんなユヴェントスの順位推移グラフを見てみると、見事なまでに「右肩上がり」であった。

第3節までは16位に沈んでいたユヴェントス。

第10節を終えても12位と低迷していたのだが、ここからユーヴェの反撃がスタートする。節を追うごとに順位をあげると、折り返しとなる18節終了後にはついにCL出場圏内となる2位に浮上。

ローマやナポリ、インテルといったライバルとの直接対決を制し、終盤戦には首位を独走し今回スクデットを獲得した。

直近25試合の成績は24勝1分0敗、失った勝ち点はわずか「2」。セリエA史に残る大逆転劇であろう。

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