テクノロジーの進化により、サッカー中継も進化を遂げている。

かつてはシュート数やコーナーキックの数しか表示されなかった「スタッツ」は、パス数や支配率の表示が当たり前に。さらに、走行距離といった選手個々のデータも測定が可能となり、サッカーの新しい楽しみ方が提唱されるようになった。今後もサッカー中継のあり方は変わり続けていくだろう。

サッカー大国ドイツでは、中継の中でこんなユニークな手法が用いられているようだ。

こちらは、CL準々決勝マンチェスター・シティ対PSG戦でのケヴィン・デ・ブライネの得点シーンを解説する『Sky Sport』の映像だ。

見て分かる通り、ピッチの上に解説者の男性が立っているような合成加工が施されており、そこにCGの技術を用いながらプレーを解説している。

こちらも同様。非常にインパクトのある映像である。

日本でもタッチペンやCGを使った解説は一部の中継で取り入れられているが、ピッチの上に解説者の男性が立っているように見せる技術は導入されていない。

もしもハーフタイムに松木さんがこの解説に挑戦していたら…テレビ朝日はハーフタイム中も視聴率が維持できるのではないか?とふと思った次第だ。

ちなみに『Sky Sport』で用いられているのは、クロマキー合成という技術。

これは『J SPORTS』で放送中のデイリーサッカーニュース「Foot!」でも用いられていたものである。

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