『WOWOW』は28日、今夏開催される欧州サッカーの祭典「UEFA EURO 2016」の制作発表記者会見を東京・原宿で行った。

出場国が16から24へ増加し、全51試合とボリュームが大きくアップしたEURO。WOWOWは20年前の1996年大会から日本で試合を放送しており、今回は特に「開局25周年記念」として総力を挙げて大会を盛り上げる。

大会のWOWOWアンバサダーは、日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督。解説陣には北澤豪氏らに加え、すでにお伝えした通りなでしこジャパン前監督の佐々木則夫氏がゲスト解説に起用されることが決まった。

メインMCはリーガ・エスパニョーラでお馴染みペナルティのヒデさん、大会の華である“EUROガール”は杉山セリナさんが務める(写真左端はWOWOWの田中晃代表取締役社長)。

その後行われたトークショーでは、佐々木氏が「貴重な経験。序盤は勉強させていただき、後半戦から本気を出す」と語り笑いを取るなど終始和やかなムードで行われた。

自身もユーゴスラビア代表として1976年のEUROに出場したハリルホジッチ監督は大会の魅力について、「ダービーの連続」と表現。地域内のコンペティションということでサッカーの枠を越えた歴史的な因縁を持つ対戦が多く、お互いの国がよりプライドをかけて“闘う”大会であるとした。

また、『大会の見どころ』に話が及ぶと、現日本代表監督らしい入念な準備が発揮された。

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