27日に行われた試合でティグレスを退け、CONCACAFチャンピオンズリーグの連覇を達成したメキシコのクラブ・アメリカ。

この優勝により年末に日本で開催されるクラブ・ワールドカップに2年連続で出場することが決まったが、彼らの日本への想いの強さを象徴する場面があった。

スタンドで日の丸模様を作るサポーターと、試合後、その日の丸の周りに円陣を組んで祈る選手たちの姿だ。

先日は現地メディアが漢字の「最大」という単語を使って優勝を伝えた話題をお届けしたが、ラテン・アメリカ諸国のサッカーファンにとって、日本は欧州と南米の王者が激突するトヨタカップの時代から“世界一を決める聖地的な存在”であり、大会名が変わってからも「日本へ行くぞ!」は彼らの合言葉となっているのだ。

実際、優勝が決まった直後には、

このように、日本語でつぶやくクラブ・アメリカのサポーターが何人もいた。

メキシコ勢はCONCACAFチャンピオンズリーグで8連覇、前身の大会から数えて11連覇と、同地域でまさに無双状態にあるものの、一方でクラブ・ワールドカップの舞台では結果を残せていない。

クラブ・アメリカもこれで3度目の出場になるがあまり見せ場はなく、昨年も準々決勝でアジア王者の広州恒大(中国)に敗れ、念願だったバルセロナとの再戦は叶わなかった。

それだけに「今度こそ結果を残してやる!」という強い気持ちで日本に乗り込んでくるだろう。

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