エジプト・プレミアリーグのザマレクは、「アレックス・マクリーシュ監督との契約を終了した」と公式発表した。
現在エジプト・プレミアリーグでアル・アハリに次ぐ2位に付けているザマレク。しかし、今季は監督の交代が相次いでいる。
ポルトガル人のジェズアウド・フェレイラ氏を11月に解任し、マルコス・パケタ氏を招へいしたものの、1月4日に再び監督交代を決断。
かつての指揮官でもある元エジプト代表FWアハマド・ホッサム“ミド”と契約を結んだものの、わずか1ヶ月で解任した。
その後は暫定指揮官のムハンマド・サラー氏の元でプレーし、2月28日にスコットランド人のアレックス・マクリーシュを招へいしている。
ザマレクはこれで今季4回目、暫定監督を含めれば5回目の交代となる。現在も暫定的にムハンマド・ヒールミー氏が務めているが、今後さらに正式な後継者が発表される予定だ。
アレックス・マクリーシュは10試合を戦い6勝2分け2敗という成績で、首位のアル・アハリからは8ポイント離されている(ただ消化試合数がザマレクの方が一つ多い)状態にあるが、CAFチャンピオンズリーグでは予選突破、本戦GL出場に成功している。
なお、首位をひた走っているアル・アハリも今季は2回、プレシーズン中を含めれば3回の監督交代を行っている。
エジプト・プレミアリーグは18クラブで構成されているが、全チームの監督交代数を合わせるとちょうど今季30回目。平均して1クラブが1.5人以上の監督を雇っていることになる。