ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー協会は、29日(日)に行われるスペイン戦、および来月日本で開催されるキリンカップに向けた代表招集メンバー32名を発表した。

2014年のワールドカップで悲願の初出場を飾りながらも、直後に行われたEURO2016予選で大きく躓いたボスニア・ヘルツェゴビナ。結局巻き返しを図りプレーオフに進出したものの、アイルランドに敗れEUROへの出場権を逃している。

そんなボスニア・ヘルツェゴビナは29日にスイスでスペインと親善試合を行った後、キリンカップに出場するため日本に来日する。3日(金)に豊田でデンマークと対戦し、7日(火)に大阪で日本あるいはブルガリアと対戦予定だ。

ミラレム・ピャニッチやエディン・ジェコといった世界的スター選手が名を連ねる一方、フレッシュな選手も多く選出されている。

主力ではエルミン・ビチャクチッチ、セナド・ルリッチ、ヴェダド・イビシェヴィッチといった選手が負傷からメンバー外となり、LAギャラクシーに所属するFWバッジョ・フシディッチが29歳にして初選出となっている。なお、日本代表を率いるヴァヒド・ハリルホジッチ監督にとってボスニア・ヘルツェゴビナは母国である。

日本と対戦の可能性があるデンマーク代表もすでに発表されており、クリスティアン・エリクセンも来日予定である。今年のキリンカップは多くのスター選手が集うことになりそうだ。

※キリンカップメンバーからゴラン・カラチッチ、サミル・メミシェヴィッチ、ティノ・スシッチ、バッジオ・フシディッチ、サニン・プルチッチが離脱、ラデ・クルニッチ、フィリプ・アレジナが追加招集(5/31)
※エディン・ジェコ、アスミル・ベゴヴィッチ、ムハメド・ベシッチらは来日しないことが決定(6/1)

GK:

アスミル・ベゴヴィッチ / Asmir Begović
(チェルシー/ENG)

イブラヒム・シェヒッチ / Ibrahim Šehić
(カラバフFK/AZE)

ケナン・ピリッチ / Kenan Piric
(FKスロボダ・トゥズラ)

ゴラン・カラチッチ / Goran Karačić
(HŠKズリニスキ・モスタル)

DF:

オグニェン・ヴラニェシュ / Ognjen Vranješ
(スポルティング・ヒホン/ESP)

マテオ・スシッチ / Mateo Sušić
(FCシェリフ・ティラスポル/MDA)

エミール・スパヒッチ / Emir Spahić
(ハンブルガーSV/GER)

エルヴィン・ズカノヴィッチ / Ervin Zukanović
(ローマ/ITA)

セアド・コラシナツ / Sead Kolašinac
(シャルケ/GER)

エディン・コカリッチ / Edin Cocalić
(メヘレン/BEL)

トニ・シュニッチ / Toni Šunjić
(シュトゥットガルト/GER)

アルミル・ベキッチ / Almir Bekić
(FKサラエヴォ)

アレクサンダル・コソリッチ / Aleksandar Kosorić
(FKジェリェズニチャル・サラエヴォ)

サミール・メミシェヴィッチ / Samir Memišević
(ラドニック・ビイェリナ)

MF:

ムハメド・ベシッチ / Muhamed Bešić
(エヴァートン/ENG)

ミラレム・ピャニッチ / Miralem Pjanić
(ローマ/ITA)

マリオ・ヴランチッチ / Mario Vrančić
(ダルムシュタット/GER)

サニン・プルチッチ / Sanjin Prcić
(ペルージャ/ITA)

アネル・ハジッチ / Anel Hadžić
(エスキシェヒルスポル/TUR)

スルジャン・グラホヴァツ / Srđan Grahovac
(ラピド・ウィーン/AUT)

ハリス・メジュニャニン / Haris Medunjanin
(マッカビ・テル・アヴィヴ/ISR)

ズヴォニミール・コジュリ / Zvonimir Kožulj
(NKシロキ・ブリイェグ)

ティノ・スシッチ / Tino Sušić
(ハイデュク・スプリト/CRO)

ハリス・デュリェヴィッチ / Haris Duljević
(FKサラエヴォ)

エディン・ヴィシュチャ / Edin Višća
(イスタンブールBB/TUR)

ミロスラフ・ステヴァノヴィッチ / Miroslav Stevanović
(FKジェリェズニチャル・サラエヴォ)

イゼト・ハイロヴィッチ / Izet Hajrović
(エイバル/ESP)

ラデ・クルニッチ / Rade Krunić
(エンポリ/ITA)

フィリプ・アレジナ / Filip Arežina
(HŠKズリニスキ・モスタル)

FW:

エディン・ジェコ / Edin Džeko
(ローマ/ITA)

ミラン・ジュリッチ / Milan Đurić
(チェゼーナ/ITA)

リアド・バイッチ / Riad Bajić
(コンヤスポル/TUR)

アルミン・ホジッチ / Armin Hodžic
(ディナモ・ザグレブ/CRO)

バッジオ・フシディッチ / Adis (Baggio) Husidić
(LAギャラクシー/USA)

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら