かつて世界最高のストライカーとして名を馳せたマルコ・ファン・バステン。

その彼がルール改正の必要性について説いたと『newstalk』が伝えている。オランダ紙『Algemeen Dagblad』に語った話だという。

マルコ・ファン・バステン(元オランダ代表FW)

「フットボールではかなりの時間が浪費されている。それをどうにかするために新たなルールが必要だ。

交代時に時間を稼ぐ選手にはレッドカードを提示すべき。試合のペースは高く保たれるべきだ。

フットボールは緊張感があり、フェアで魅力的であるべき。

どんなルールが必要かを決める時には、そのことを心の中に留めておく主な課題になると思う。

フットボールがどう発展してきたかを見て欲しい。

現代のフットボールはまるでハンドボールのようだ。自陣のエリア際で11人の選手が守備をしているのを目にするだろう。

オフサイドのルールをどうにかしたほうがいいかもしれない。あのルールはかなり複雑で、常に多くの議論を巻き起こしている。(改正されても?)選手たちはすぐに慣れるだろう。

フットボールは一般生活が変化したように変わってきた。50年前はちょっとした楽しみだったが、今やビッグビジネスだ。多くの金が関わっている。

2018年W杯の前にビデオレフェリー(ビデオ判定)が導入されることを願っているよ。ビデオレフェリーはゴールやPK、レッドカードなどのカギとなる物事や状況に向けられるべきだ。

小さなミスというのは常に存在する。だが、改善するための余地もたくさんある」

どうやらファン・バステンは現代のフットボールに窮屈さを感じているようだ。より魅力的なものにするために、スピード感を削がない試みが必要だとも考えている模様。はたして…。

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